- 2004-11-27 (Sat) 13:30
- Movie
ノリの良いサウンド、格好良いメカ、銃。
それらを駆使したアクションシーンが多く疾走感のあるエンターテインメントムービー。トゥーンシェーダで描かれた人間キャラは人形的な不自然さがあるが故に感情移入はしづらい。劇中で描かれるメカと比べても人間の不自然さは際立っている。ただ、その違和感がアクションにおいてプラスの効果を生み出していた。
背景やモーションキャプチャによる動きはリアルなのに、その中に描写されているキャラは嘘っぽい。冒頭のアクションで戦車に銃弾を浴びせられ壁が吹き飛ぶ中を疾走するデュナン。明らかに危険な場面であるにも関わらず少しも生臭い死を連想させない。このことが映画(のアクション)を通して得られる爽快感に繋がっていた。それと不自然さ=作り物感の強調によって先の銃弾から逃げる場面や高層ビルから飛び降りる場面など現実離れしたアクションにもさほど抵抗は感じなかった。
特に同じフルCG+モーションキャプチャを採用しながら写実的に作りすぎて実写との差別化が図れなくなったファイナルファンタジーを考えるとアップルシードのトゥーンシェーダというアプローチは正しいように思う。ランドメイトや多脚砲台などのメカの描写は人間ほどアニメ調にされていないけど、それはそれ自体が兵器=道具に過ぎず元より生命感を持っていないため、爽快感を演出するにあたって生臭さを消す必要が無かったからじゃないだろうか。ブリアレオスの位置づけが微妙だけど。
テーマに古臭さの残るシナリオに関しては原作が1985年(冷戦の真っ最中だ)と実際に古いのでケチはつけないことにします。全体的に素直な展開でアクションと調和して畳み掛けるようなテンポの良さが光っていた。面白くて気に入りました。
★★★★☆
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Comments:2
- なかがわ 04-11-30 (Tue) 0:22
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うぅ…このエントリでまた見たくなった。
劇場で見たときはDVDを買おうと思っていたんだけど、買いそびれて居るんだよねぇ。オレの場合は普通に映像娯楽として純粋に楽しめましたよん。最近のアニメはどんどん難解にさせている風潮があるから、たまには、単純なストーリーで絵と音で楽しめてうれしいですよ。アップルシードの場合、純粋にキャラクタデザインが好きです。あ、人間味とかじゃないビジュアル方面ね。
すばらしいモデリングです。
やはりきれいな映像は手元にDVDで残しておきたいなぁ…。
うぅ…初回サントラ売らなければヨカッタ。 - HIRA 04-11-30 (Tue) 22:16
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素直に楽しめる映画ですね。音楽もよくて冒頭のアクションシーンから引き込まれました。
ビジュアルで気に入ったのは鳥瞰視点から描かれた緻密な都市と終盤の夜景です。
途中でオリュンポスがやたら玩具っぽい質感になっていたときは「あれ?」と思ったんですが、あれは「虚構の理想郷」という演出なんでしょうかね。(制作費の都合です、とか言われたらアレだ。)実は観る前はあまり期待してなかったんですが想像以上に面白くて満足でした。手元にDVDを残しておきたくなった。(笑
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